べっぴんさんにイライラするのはなぜ?視聴率が伸びない理由は?

 

朝ドラ『べっぴんさん』が視聴率で苦戦しています。

 

前作の「とと姉ちゃん」が通期の視聴率が22.8%で、

2000年以降の朝ドラの歴代3位を記録。

 

最高視聴率は25.9%という高いもので、視聴率の20%台割れも

全156話のうちわずか3回しかありませんでした。

 

ところが今作ではスタート直後の第5話で早くも20%を割り込み(18.3%)、

第3週目の18話までの時点で20%割れが半分の9回もありました。

 

その反面、ネットなどで視聴者の評価などを調べるとけっこう肯定的に

捉えているものが多く、個人的には前作よりも評価されているようにも思えます。

 

ところで気になるのが、「イライラ」という意見や感想が

少なからずあることです。

 

どうやらそのあたりに視聴率で苦戦する理由もあるようです。

 

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べっぴんさんにイライラするのはなぜ?視聴率が伸びない理由は?

 

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まずは視聴者のドラマに対する「イライラ」する点をまとめてみました。

 

①ヒロインすみれが前向きではない、受け身、内向的

 

②ゆりが機嫌悪すぎ、わがまま、態度が悪い

 

③潔が急にダメな旦那になった

 

④明美が屈折しすぎ、意地悪

 

他にも菅野美穂さんの関西弁のナレーションや執事の忠一郎のズッコケ

(最近はあまり見ませんが)などにイライラとの感想もありましたが、

多かったのは上記の4点です。

 

もっとも多かったすみれのキャラクターや行動に対するものに関しては、

視聴率が上がらない理由のひとつかもしれません。

 

やはり朝ドラのヒロインのイメージは爽やかで明るくて、

何事にも前向きな女性です。

 

前作のヒロインの常子もしかりでしたし、前々作のあさに関しては

視聴者の予測をはるかに上回るほどガンガン飛ばすキャラでした。

 

しかし留意すべき点は、『べっぴんさん』がNHK大阪局の製作であること。

 

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大阪局は「攻めのドラマ作り」で知られ、「マッサン」では初の外国人ヒロイン

を起用したり、「あさが来た」でディーン・フジオカさんが演じた五代様の

英語交じりの喋りなど既存の朝ドラの概念に捉われない斬新なつくりをしてきます。

 

今回のすみれのキャラクターもあえて従来のヒロイン像とはかけ離れたもの

にしているのでしょうし、ちゃんとした狙いもあるはず。

 

恐らくは彼女の成長とともに、大きく変わっていくことが予想されますので、

このあたりには期待したいところです。

 

またゆりと潔についてもあえてあのような演出にしているのでしょうし、

後に夫婦で助け合いながら坂東営業部を再興していくことになるはず。

 

なのでこのあたりのイライラは一過性のものですし、やがては正面から

夫婦愛やその絆なども描かれるでしょう。

 

明美に至っては、後にすみれたちの仲間になってともにキアリスを運営

していくことになりますので、明らかにハードルを上げているところです。

 

やはりあっさりと和解などしてしまってはドラマとしては盛り上がりませんし、

敵のような人物が味方になる過程は共感や感動を覚えやすいものです。

 

しかも明美役は若手演技派女優として知られる谷村美月さんですから、

その演技にイラっとしたとすれば、完全に術中にハマっている

ということでしょう♪

 

こうしてみるとまだまだこのドラマの結論を出すのは早いと思いますし、

視聴率も上昇する材料も備えているようにも思えます。

 

「マッサン」の劇中で政春が働かなかった時期は、もはやイライラを通り越して

大バッシングになっていました。

 

それにも関わらず終盤に挽回して、最後は美しい夫婦愛を描いたドラマに

仕上がりましたよね?

 

製作しているNHKの大阪局には、頑張ってドラマを盛り上げてくれることを

期待しましょう!!

 

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4 Responses to “べっぴんさんにイライラするのはなぜ?視聴率が伸びない理由は?”

  1. すみれのセリフ少なすぎ より:

    受け身、というかヒロインがしゃべらなすぎ。
    状況説明は生瀬さんをはじめとする周囲の発言でカバー。
    そして物語は菅野さんのナレーションで時空をすっ飛ばして進む。
    これじゃあつまらないですよ。
    あと、不機嫌なゆりの顔が桂三度にそっくりだと気づいてから
    まともに見られなくなりましたw

    • rekidora より:

      コメント拝読いたしました。

      確かにヒロインのセリフが少ないのは狙ってやっていると思いますが、
      今のところやや裏目に出ている感じはありますね~
      主役がわからないという意見の原因もこのあたりにあるようです。

      またゆりが桂三度似だとの指摘はウケましたw
      世界のナベアツはノーマークでしたね~

  2. ホット姉 より:

    また視聴率の話ですか~。楽しんで見ている視聴者もいるのに(怒)
    紀夫さんが戻らずおんぶしているさくらに「辛いね、辛いね」と涙を流すすみれに涙をそそりました。栄輔さんがすみれに猛アタックしてるものの紀夫さんを想う描写が丁寧に描かれてます。前回の「とと」は星野が大阪に行き戦争時代を迎えても、常子の中には片隅にもなく、二度目の別れは転勤話、理由も息子の火傷とお粗末(今更ながら坂口さんは作家役の方が良かったのかと)。
    野上潔さん、いい所ないですね。ゆりとの関係もしっくりしないし。それが不満かな。

    • rekidora より:

      ホット姉様

      お久しぶりです。

      おっしゃる通り、前作では星野が戦争に行ってからは、
      常子はすっかり彼のことは忘れていたような感じでしたね~
      そのため再登場の時の唐突感はすごかったですw

      また再度の別れも「転勤」というのは驚きを通り越して
      しまいましたね。

      このあたりは今作は非常に丁寧に描いていますね~
      紀夫ネタでかなり引っ張っている感はありますが…

      また潔はいったいどうしちゃったんでしょうね~
      戦前はあれだけ頼もしかったのに、坂東営業部の消滅後は、
      かなりのスケールダウンです。

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